狩人が戻ってきたのは1週間後。

箱には、ありえないほど大きな心臓があったわ。

「白雪姫の心臓にございます。」

「あらそう。ありがとう。」

狩人は褒美を差し出すとそれを持って帰っていった。

しかし、私は、分かっていた。白雪姫が生きているということ。

「鏡よ鏡。世界で1番、美しさはだーれ?」