大好きなキミ

問い掛けられたこと?
……ちがう。
 
相合傘してること?
……ちがくもないけどちがう。
 
 
………あたし自身が変。
いつものあたしじゃない。
 
そうこう考えてる内に、いつのまにかあたしの家。
 
 
「高邑、ありがとっ。タオル、洗って返すね」
 
「わかった。…じゃーな」
 
 
高邑も帰り、あたしは家に入った。