大好きなキミ

 
その日、一年は顔合わせだけで、部活は終了した。
先輩の最後の大会近いしね。
 
 
 
にしても……、
 
 
 
「帰りまで遭遇するなんてー!」
 
そう、
下校している今、高邑と会ってしまった…。
 
 
「あんたあたしのストーカー!!??」
 
「ふざけんな!誰がお前みたいなむかつく女!!」
 
 
「ぇっと、二人とも?」
 
要が止めに入って、あたし等は言い合いをやめた。
 
 
「……はぁ」
 
もー、疲れた…。