よかった。 まだ顔あわせられない。 まきえのところ、に行ったんだよね。 「あ、今日は泊まりだそうだ。」 …………え。 お兄ちゃん、泊まり……? あたしと駿君みたいに しないかもしれない。 でも……、まきえなら無理に迫るかも。 まきえ、お兄ちゃん大好きだから。 もし、そうなら。 お兄ちゃんはあたしを触った手で、まきえをさわる。 あたしとキスした唇で、まきえとキスする。 なんだか、残酷だ。 まきえが、可哀想。 まきえ……、ごめん。