茅音はとっさに受け取ってしまった。





「それ、よろしくー。じゃ、な」





茅音の横を通りすぎる、

その際に、頭をぽん、と叩いて。





「ちょっとー!名前ー!」






俺はシカトしてその場を去る。



最後に聞こえた、言葉は





「てゆうか!このタバコ、どーすんのよ!?」





おもしれー女。


だけど、名前は教えてあげられないよ。


俺は、変わって、
君を迎えに行くから。