それから二人は、昌と真田に会いに行くと言って早々に帰ってしまった。
その際、俺がチクった事は内緒にしてもらう事を忘れずに言っておいた。
後で何を言われるか分かったもんじゃないからな。
「じゃあ、わたし達も帰ろうか」
残された俺達は、もうここにいる意味もないので南さんの言う通り、席を立った。
「はい、波留!よろしくね!男って彼女には格好つけたいもんなんでしょ!」
ぽいっとのばらに渡されたのは伝票だった。
合計¥5410。
このくそアマ。
人数にして7人。それぞれドリンクバーとケーキ。それならまだいいが…
何だよ、このハンバーグとAセット。
明らかに、腹をこしらえた奴が1人いる。
それは紛れもなくのばらさんだ。



