テーブルの下でのばらの足を強めに踏みつけると、のばらはその足を素早く引き抜き俺の脛を蹴飛ばしてきやがった。
くそ、いてー。
「はい、はいはーい!質問です!男の人は、どうしたらキスしたいって思うんですか?」
のばらの蹴りが3回俺の脛に直撃した時、好奇心旺盛な後輩、那智ちゃんが聞く。
『さぁー。したいと思うからするんじゃない?』
別に、この仕草をしたからしたいなんて事はない。
ただ単に、好きな人とキスをしたいからするだけ。
「じゃあなに?一ヶ月も彼女がいるのに、キスすらしたいと思わずにいられるもんなの?男子高校生が?性欲の塊みたいなものなのに!?」
南さん。あながち間違っちゃいないけど、もう少し小さな声で喋ろうか。
周りの人、めっちゃ見てるよ。
なんか、俺がそうみたいじゃん。
「あはははは!性欲の塊だってよ!波留、性欲の塊だってー!」
まじやめて。それホントにやめて。
俺はバカ笑いをするのぼらの横っ腹をつねくってやった。
のばらは、悶絶し静かになった。
ざまぁー。



