俺の彼女に浮気は無理



「まぁまぁ、松岡くん。そんな所に突っ立ってないで、そこに座りなよ」



のばらの荷物が置いてあるイスの隣に座るように南さんに促されて完璧に逃げるタイミングを逃した。


立ってるのをいいことに、このまま帰ろうとしたのに。





「はい、波留。アイスコーヒーでしょ?」




いつの間にか居なくなっていたと思っていたのばらは、俺の飲み物を持ってきてくれた。


たまには気が利く。




『ありがとう』



それはそれで、いいのだけれど。
何で俺ここに呼ばれた?




「で?何だって?」



のばらが座ると同時に聞く。

何だって?とは、何だ?

もう忘れたのか。こんな短時間で。