俺の彼女に浮気は無理



反感を買うような態度をとっていれば友達が、出来ないのは当たり前だ。


それを他人のせいにするのも可笑しな話で。



全部が全部、中澤さんが悪いわけではないけど、周りがそうなってしまったのは自業自得なんだと思う俺は、さぞ心が冷たい人間なのだろう。



のばらには、とても見せられない俺の醜い感情。



「波留…一言、言ってもいいかな?」


のばらを引っ張って、当てもなく廊下をぷらぷら歩いていると、ボソッとのばらは言う。




『…どうぞ』



「ムカツク!」



『…は?』



俺?




「何で、何であたしがあんなに言われなきゃなんないわけ?あたし、何かした?何なの?心配するフリって!そんな事出来るなら、今頃役者にでもなってるわ!どんだけあたし、演技力あんだよ!」





のばらさんが、吠えた。
一言じゃダメだったらしい。
すげぇー勢いで吠えだした。



「昨日から、中澤さんの言ってる事の半分以上聞いてなかったり、なに言ってるか分からなかったりしたけど、明らかに中澤さんあたしの事、嫌ってんじゃん!めちゃめちゃ嫌われてるじゃんあたし!」



『……お、おう』