「ねぇ、何で波留がいんの?」
「アンタを探してたんでしょーが!」
「別に大丈夫だけど。ってか、部活行けばいいのに。もう始まってるでしょ?馬鹿なの」
「馬鹿なのはのばらでしょ。あれで追っかけて行ったら気になるでしょ。」
「あたし、見境なしに襲わないよ!」
「わかってるわよ。ただ心配じゃない。あたしもだけど」
俺の後ろに中澤さん。その後ろにのばらと南さん。
まぁ、普通に会話が聞こえるわけで。
俺だって、好きでこんな事してるわけではないし、馬鹿でもないし、部活に行ければすぐにでも行きたいくらいだ。
「ってか、何でこんなにチンタラ歩いてんの?遅くない?波留、短足すぎでしょ」
どーも、すみません。
もう少し、オブラートに包んでくれませんかね。のばらさんよ。丸聞こえです。中澤さんにも聞こえてます。
「バッカのばら!松岡くん、中澤さんに合わせてあげてんでしょ!これ見よがしにあんな風についてくもんだから!察しなさいよ。それと声がデカイ」
南さん、南さん。
訂正してくれのは嬉しいけど、アナタも声が大きいようで、全て聞こえてます。
すげぇー。俺気まずいんですけど。



