そして、問題の風紀委員。
じゃんけんで負けた奴等は、絶望的な表情であの時のばらが作ってたアミダくじを睨み付けていた。
『えーと、アミダくじの結果、風紀委員は高橋と中澤さんに決定しましたー!』
へぇ、高橋災難だったな。
よりによって、サッカー部の高橋。
もちろん、魔の2週間は朝練に出れることはない。
この学校は、そういう所は融通が効かないのだ。
「あの!あたし、出来ません!」
その時、俺は初めて中澤さんの声を聞いた。
『あのー、中澤さん?もうクジで決まっちゃったし…』
「でも、出来ません!」
『…ってもなぁー』
あの馬鹿みたいテンションの高い昌も、中澤さんの迫力に押されぎみだ。



