『そもそも、昌の彼女の好みなんて俺知らねぇし』 いっそのこと、その彼女と一緒に選べばいいだろ。 俺に頼む事事態間違ってる。 『おっ!それは大丈夫!俺にいい考えがある』 水を得た魚ばりに生き生きし出した、いまいち信用ならない昌の考えを聞けば、ますます頭が痛くなった。 他力本願にも程があるだろ、それ。 "のばらちゃんに頼もうぜ" 確かに、女の事は女に聞くのが一番だと思う。 それは、俺も認める。 けど、その肝心なのばらさんがちょっと大変な事になってるんですよ。