目が覚めた時、自分の部屋のベットの中だった。
どこかで、アラームが鳴っている。
あぁ、のばらに電話しないと。
慌てて飛び起きて、スマホを手に取る。
そうだ、のばら!
画面を開くと、南さんからの着信が何件も入っていた。
なにしてんだ俺。こんな時に!
「…あら、波留。起きてたの?」
軽くノックをして、入ってきたのは母さんだった。
『……母さん』
「昨日、昌くんが抱えて帰ってきてくれたのよ。ちゃんとお礼言っとくのよ?」
『…あぁ』
「一応、今日病院に行く?」
『…いや、大丈夫。多分、寝不足だっただけだから』
「あら、そう?そういえば、これ。今朝ポストに入ってたわよ」
そう言って母さんが差し出したのは、一つの紙袋だった。



