焦れば焦るほど。考えれば考えるほど。 頭に嫌な事がよぎる。 このまま、のばらが居なくなったら… のばらが取り乱して馬鹿な事を考えていたら… 『おー?波留、こんな時間になにしてんだ?』 『………昌』 『お、おい!どうしたんだよ!』 あー、何か俺、変だな。 視界がボヤけてる。 足に力が入らない。 のばらを、のばらを見つけてあげないと… のばらに謝らないと、いけないのに… 体がいうことを聞かない。 『おい!波留!』 俺の意識がそこで途切れた。