もちろん、のばらが今ののばらに戻るまでに色んな事があった。
一緒にいて辛い時も、居たたまれなくなる事もあった。
それでも、離れずにはいられなかった。
その時ののばらは、あまりにも儚く危ういものだった。
今、思い出しても心臓が握られてるみたいに苦しくなる。
でも、のばらは頑張った。
頑張ったなんて、間違った言葉かもしれないけど、笑顔が消えたのばらに笑顔が戻ってきたんだ。
あの時にのばらが言った言葉は、今でも覚えてる。
「いつまでも、イジイジクヨクヨメソメソしててもしょうがないよね。こんなんじゃ、お父さんもお母さんも心配して、成仏出来ないね!」
それから、お墓の前で
「あたしもその内、そっちに行くからね!それまでのお別れ。でも、あたしはのんびり行くから、それまで見守っててね!」
のばらは、満面の笑顔でそう言ったんだ。



