『ねぇ、のばら。何食ってんの?』
冷蔵庫の中身は、空っぽに近い状態だった。
確認がてら、冷凍室も野菜室もあけてみたら、同じ状態だった。
ただ、アイスのバリエーションだけは豊富だった。
「えー?そうめん」
ちらっと、棚を見ると大量の素麺のストックがあった。
『素麺ばっかじゃなくて、もっと違うのも食べろよ』
「そうめん、美味しいじゃん」
旨いけど、確かに旨いけど。
『…今日、うちくるか?』
このままだったら、今日も素麺だろう。
買い物に行く気はないようだし。
「んー、大丈夫。そうめんあるし、ゲームもしなきゃだし!」
あーそう、つまりはゲームをしたい訳ね。のばらさんは。
そんなんで、大丈夫かよ。
のばらさん、もうちょっと栄養があるものを食べたらどうだろう。



