『おい、のばら。帰るか……はっ?』
隣にいるもんだと思ってたのばらが居なかった。
それどころか、定期入れコーナーで昌と何やら騒いでいる。
何故?
『ちょ、のばらちゃん!これは俺がプレゼントするんだよ!』
「はっ?あたしだよ!あたしが思い出したんだから!」
『俺に教えてくれたんでしょ!』
「違う!あたしがプレゼントする為に思い出したの!」
なにこれ。
なにやってんの、のばらさん。
あろうことか、昌とのばらでどっちが定期入れをプレゼントするか争っていた。
しかも、のばらはまたあのブサイク顔をさらけ出している。
『何してんだよ、お前ら』
『波留!のばらちゃん止めてよ』
のばらは、さっさと定期入れを決めてレジに歩き出していた。



