俺の彼女に浮気は無理


結局のばらは、からあげ弁当と大量のスナック菓子を買った。


これをこれから食うと思うと、俺の胃がキリキリし出した。


よくもまぁ、こんな細い体に入るもんだな。



「じゃあ、波留。また明日ね!」



『…おう』



これは、今日そういう話をしたからと言うわけじゃないけど、玄関のドアを閉めようとしているのばらの腕を引き寄せ俺はそっとキスをした。



うわっ。可愛いな。




「っな!急になに!?最近は全然そーゆう事しなかったくせに!変態!」



『はいはい、早く入りな。俺帰るから』



ぶつくさ文句を垂れるのばらを中へ押しやって、ドアを閉めた。





あー。今日は精神的に疲れたな。

こうなったのも、ヘタレな昌と真田のせいだ。
明日は、文句の一つでも言ってやろう。



もうすっかり暗くなった空を眺めながら、我が家を目指す。

途中、ファミレスに居た時に母さんからメッセージが来ていた事を思い出してスマホを取りだし確認する。




"避妊はちゃんとするのよ"



本当にこんな事を息子に送る母親がいたもんだと、心なしか感心してしまった。