葵の緊張状態はピークなんじゃないかと思うくらいドキドキしてる。 大翔くんの目には葵しかうつってない。 「あ…あの…さっきはごめんなさい……」 震える声で大翔くんに謝った。 「ん…いーよ、別に。あれもお前がよく言う大人になるための行動だろ?」 「…もういいの。葵は急がなくても必ず大人になれるんだもん。」 だって大翔くんがロリコンで生きていくって言ったのは 子供の葵のためでしょう? だから葵はカノジョにしてもらうんじゃなくて 大翔くんに好きになってもらうことから始めよう。