【完】最強な彼に愛されて




「あ、当たり前でしょ?私も人間だよ?」



ここ最近、笑う回数なんて減ってた。


というか、ずっと笑ってなかった。



久しぶり、全部



こんなに泣いたのも



笑ったのも



優しい温もりに触れたのも



全部、翔琉のおかげだ。


翔琉と出会ってなかったら今頃、私は今日も地獄の日々から抜け出せていなかったはず。


「笑ってる方が可愛い」


え...?


今なんて?


サラッと可愛いって言われた気がするのは気のせい?


翔琉がそんなこと言うわけないし..


「あの...今なんと?」


私がそう聞き返すと


翔琉は少し顔を赤くしてそっぽを向いた。



「いや、なんも...てか今日は家来いよ」



あ、話逸らしたな!!!



わかりやすい!



「あの...話逸らさないでよ。」



私は少し顔を赤くした翔琉を見ているのが可愛くてもっと見てたくなる。



あれ...?


なんで私こんなこと思ってるの?