「ねぇ、翔琉どうしたの!?」
私がそういっても無視して
屋上に連れてこられた。
「お前、いつもああなのか?」
その言葉に少しドキリとする。
知られてしまった。
一番知られたくない人に。
「...うん、見なかったことに...」
「んなのできるわけねぇだろ」
私が言おうとしたら翔琉は被せて言ってきた。
「翔琉には関係ないでしょ?」
そういうと翔琉は顔をしかめた。
「お前さ、俺らの姫だろ?仮でもだ」
“姫”
それだから私を守ってくれるんだね。
すべて姫だから。
普通の愛優だったら見向きもしなかった?
なんて考えてしまう私は最低の最低だ。
「そうだけど...」
「なら、もっと頼れよ」
そういって抱きしめられた。



