前までの私はここで無視できたのに
きっと私は翔琉たちの優しさに触れてしまったから目尻が熱くなる。
愛優、我慢だ。
泣いちゃダメ。
負けちゃダメ。
男子はその様子を見守るだけ。
「おい、お前らいい加減にしろよ」
その人からは殺気が出ていた。
そういったのは...
屋上に行ったはずの翔琉だった。
なんでそこにいるの...?
屋上行ったんじゃないの?
その瞬間、涙が出てきてしまった。
あーあ、泣いちゃった。
こうなったら止まらないのに。
「す、すすすすすみません!!」
みんな怖いのか一斉に謝る。
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