ほら、これが嫌なの。
「なに、あの子...この人の知り合い?」
「やーだ、そんなわけないわよ」
坪谷に思いっきり睨まれる始末。
はぁ...憂鬱。
これはもっとひどいことになるかも。
覚悟しないとな。
「おい、聞いてんの?愛優」
翔琉がこちらに向かって歩いてくる。
つい一本下がってしまった。
「き、聞いてるよ!」
翔琉が私の前に立つ。
そして、小さな風呂敷を手渡してきた。
なにこれ?
「これ、お前の昼飯。持っていってねぇだろ?」
お弁当?
わざわざ?
なんで、こんなことまでしてくれるの?
メニュー