すると、ようやく目を開けた愛優。
俺はホッとしていた。
なんでこんなこと思うんだ?
なんで心配なんだ?
愛優はあの人には似ていないのに。
「き、キャ...!!は、はやく服着てよ!!」
そういうと愛優の顔は見る見るうちに赤くなっていく。
いつも通りじゃねぇか。
「着ろも何も愛優が悪いんだからな。風呂から上がったらお前なんか苦しそうにしてるし」
あんなの見たらほっとけねぇだろ?
「悪い夢でも見たのか...?」
聞いてよかったのかわかんねぇけど
俺は、“愛優のことを知りたい”
そう思うんだ。
「...うん」
愛優は小さく頷きながらそういった。
「そうか...怖かったら俺が一緒に寝てやってもいいけど?」
俺が冗談まじりにそういうと愛優は少し口を膨らませてから
「遠慮します!!最低っ!!さっさと寝ろ!」
そういって寝転んだ。
そして、不思議そうな顔をして
辺りをキョロキョロと見渡した。
もしかして、自分がベットにいること気づいてなかったのか?



