「具体的に?」
今度は凪仁が不機嫌そうな顔をして言った。
お前も反対組だったな。
「バイクに乗りなれてる」
それだけで姫になるには十分だろ?
「だけ?」
「十分だろ?俺の後にさえ乗れたらそれでいんだよ」
俺が少し強めにそういうと
凪仁は黙り込んだ。
「私はいいと思うけど...危なくない?」
咲良がそういう。
そう聞かれると思っていた俺はもう答えは出てる。
「...俺が守る」
その言葉に部屋中がシーンとする。
「翔琉がそこまで言うとはな、仕方ねぇよ」
來輝が
“コイツ、言い出したら聞かねぇもん”
なんていいながら賛成してくれている。
さすが、だてに親友やってるわけじゃねぇな。



