「私も入っていいの...?」
「でも、鬼龍には入れられねぇ。あぶねぇし
けど」
「お前の居場所はここだ。族には入らなくていい、でも、姫をしてもらう」
我ながらいいアイディアだ。
姫は俺が認めたヤツしかさせねぇ。
「姫?」
「そうだ。鬼龍の姫。」
姫ならいつだって守れるし
涼介からも認めてもらえるだろう。
「や、やだよ!!」
そんな俺とは裏腹に愛優はひどく断る。
「じゃあ、仮でもなんでもいい。仮の姫でいい。俺に女ができるまで」
ま、俺に女なんか一生できねぇだろうな。
遊び以外。
「仮だったらいい...」
そういった愛優の顔はなぜか少し切なそうだった。
「よく言った。みんなからは俺が伝えとくから」
さ、今からアイツら説得しにいかなきゃなんねぇ。
あの様子からだと賛成してねぇのは涼介だけだな。
凪仁も少し疑った様子だったけどな。
心配ないだろ
俺が信じた奴らなんだから。



