そんな私の日常を変えてくれる人が現われるなんてこの時は思いもしなかった。




学校に着いて靴箱を開けるとそこには大量の紙くずが入っていた。




“死ね”


“ブス”


“消えろ”



そういった内容の紙がたくさん床に落ちている。



みんながこっちをチラチラとみている。


こんなの慣れっこ。


私はその紙を近くにあったゴミ箱に捨てて教室に行った。



幸い、机にも椅子にも何もされてないみたいだった。


よかった...



そう思って私は椅子に座って教科書を机に入れようとしたらそこにも大量の紙くずが入っていた。




はぁ...またか。


そんな私を見て坪谷とその手下たちは笑ってる。




私は机の中に入ってる紙くずを全て取り出して床に捨てた。



私の席からゴミ箱は遠いし、めんどくさい。



こんなことしてなにが面白いのかな?


まぁ、どうせストレス発散ってヤツですか。