キスされるっ...


そう思って目を閉じたのに


キスされない...


それに薬指に違和感を感じた。


「愛優、目開けて」


翔流にそういわれて目を開けて

違和感のあった薬指を見ると


そこにはキラキラ光る指輪がはめられていた。



「え...?///」


「愛優が卒業したら、俺と結婚してください」



翔流の真剣なその眼差しから

目をそらすことが出来ない。



「うぅ...っ。もちろんです」


嬉しくてついつい泣いてしまった。


「ふふっ、その言葉しか受け付けてねぇよ」


翔流はそういうと、

甘いキスを落とした。