「ねぇ、翔流...?
私に言ってくれたよね...お前を守るって
死んじゃったら守れないよ?
だから、目を覚ましてっ...私を抱きしめてよっ...うぅっ」



あの日から泣いてなかったのに


今日はもう我慢出来ないや。


翔流を生かすか死なすのか──────


そんな選択、私には難しすぎて


そりゃ生きていてほしい


でも、もうこれ以上苦しい思いをしてほしくない。


その二つの思いが交差する。