それと同時にマスクを外しながら


お医者さんがでてきた。


「本城さんのご親族様は?」


翔流の親族...そういえばいないって。


「コイツです」


えっ...?

そういったのはまさかの涼介だった。


「そうですか、ではこちらに来てください」


「え、......」


どうしたらいいかわからず固まったまま


「早く行けば?
今、翔流さんが1番信頼してるのは他の誰でもない、お前だ」


涼介...

なんだかんだいい奴じゃん。

「うん、ありがとう」


そういうと、私はお医者さんの後について行った。