「愛優を助けるためなら
何だってしてやるよ...この命も惜しくない」



「翔流っ...!!」


翔流は目を閉じたまま動かない。


ねぇ、翔流...死んじゃやだよ!!


「救急車だ!!」


この光景を見た1人の男の人がそういった。


「山原組長!!」


山原は黙って去っていった。


あんな奴...捕まればいいのに。


「ねぇ、翔流っ...!!翔流ってば!!」


「お嬢さん、救急車が来ました。」


翔流は、救急車で病院まで運ばれた。