「っ...てめぇ。」
山原はかなり怒っているようだ。
「コイツは山原さんだろうと渡せねぇ」
翔流のそんな一言に私は心臓がバクバク
「そんなことして許されると思ってるのか?」
「どうなってもいい。愛優が無事なら..」
あなたはいつだって私を救ってくれる。
「...似てるんだよ。絵里奈と!!」
絵里奈......
久しぶりに聞いた名前。
それは私のお母さんの名前だった。
ということは...別れたのかな?
「...思い出すんだよっ!!
アイツが死んだ時のことを!!
アイツが...病気で苦しんでた時のこと」
コイツは何言ってるの...?
お母さんが死んだ...??
どうして?
もうこの世にいないの?



