「あんたは黙ってて」


そういって拳を避けて

お腹に一発蹴りを入れた。


すると、その男は床に倒れた。


「っ...何者だ!!」


「...美姫」


部屋にいた誰かがそういった。


「は、美姫だと...!?」


「そうよ、悪い?」


私が美姫だと知って明らか様

動揺している山原


「悪い」


山原は低く呟いた。


「なんで?」


私はコイツに喧嘩を売ったこともない。