ギュッ


急に体が温かくなったと思ったら


翔流が私を抱きしめていた。



「ちょ、翔流...?」


私は1人でテンパる。


どうしたの...!?



「愛優が他の男になんかされたと思うだけで

俺、どうにかなりそう...」



......え?


どういうこと?


「なんで何も言わないの?

いいよ、俺がもう勝手に話すから」



え、なんか拗ねてる!?


なんか言った方がいいの!?