「でも、無事でマジでよかったぜ」


來輝さんが私の頭を撫でる。


「あ、ありがとうございます...///」


最近、來輝さんスキンシップ多いな~


ドキドキが止まらくなる。


「おい、お前」


っと後ろに突っ立ていたのは翔流。


「ちょっと最近、翔流不機嫌だよ?

どうしたの?」


そうなんです。


あの事件があった日からずっと翔流は

不機嫌で、私なんかしたかな?


「どうしたの?じゃねぇよ。

お前はガードが緩いんだよ、バーカ」



「ひょっとにゃにしゅるのよ!!

(ちょっと何するのよ!!)」


翔流がいきなりほっぺを

つまんでくるもんだから

マヌケな顔になってしまう。