でも、今日は翔流の背中に頭を引っつけた。
翔流...?
さっき言ってくれたよね
『彼女はどう思ってるかわかりませんが
少なくとも僕にとっては大事な人です。』
って、本当に嬉しかったよ。
まさかそんな風に思っててくれたなんて
全然知らなくて。
彼女はどう思ってるかわかりませんが
っていったよね?
私も翔流と同じで、
私にとっても翔流は大事な人だよ。
なんて、口に出してなんて言えないから
ごめんね。
翔流、ありがとう。
────────好きだよ
でも、まだあなたに
言わなきゃいけないことがあるの。
いつか言うから必ず
それまで待ってて────