「俺の名前は、南雲 來輝。17歳、よろしくな!ちなみに鬼龍の副総長してる、來輝って呼んでな!」


1つ年上か。


來輝さんって呼ぼっと。



「じゃあ、次俺。安藤 涼介(あんどう りょうすけ)高校1年。よろしく、涼介でいいよ」



今まで1度も話さなかった黒い髪の毛が喋った。


同い年だし涼介でいっか。


「次俺な、海野 凪仁(うみの なぎと)高校2年、よろしく。あと俺は咲良のだから」


そういって咲良ちゃんの肩を抱き寄せる。


ふーん...別に興味無いんですけど。

年上だし海野さんって呼ぼう。


いや、1人だけ名字っていうのもあれ?


凪仁さんでいっか。


「俺俺、俺は谷口 勇太(たにぐち はやた)16歳!よろしく!勇太って呼んで!」



元気そうな人だな~


勇太か。


「最後は俺だな」


そういって隣にいたアイツが私の前に来た。



「俺の名前は、本城 翔琉。17歳だ。翔琉と呼べ」


やっぱり翔琉って言うんだ。


翔琉さんか。


しかも1つ上。




「みんなよろしくね」


再びニコリと笑う。