「ちょっとあなた誰なのよ!!」 「うわぁ、いけめーん!!」 母親と穂乃美さんが下で叫んでいる。 ぽつん... 私の頬から一筋の涙が零れ落ちた。 だってドアの前に息を切らして 立っていたのは... 会いたくて仕方なかった ────────翔流だったから