「ほら、気持ちいいことしてやるから
おとなしくしときな~」
ニヤニヤしながら私の服のボタンをプチプチと外す。
「や、やだっ!」
抵抗してもやっぱり無駄で。
やがて、胸元があらわになり、首に強引に唇を押し付けた。
気持ち悪いっ...
もう抵抗しても無駄だ。
翔流とももう会えないなら...
こんな毎日が続くなら...
もう死んだ方がマシだよ...
「やだっあっ」
────────
それから数時間後
無理矢理襲われてしばらく経った。
翔流...
目を閉じて浮かぶのは翔流ばかり。
楽しい思い出も初めてを喧嘩した日も
全部私にとってはどれも大切な日常だったんだ。



