「...お前、何いってんの?」
今すぐ行かなきゃ意味ねぇだろ!?
もし、愛優が怖い思いをしていたら...?
泣いてたらどうする...?
「だから探すのは明日に...」
その言葉を言い終わる前に俺は言葉を被せた。
「それじゃ意味がねぇだよ!!愛優が怖がってたら?泣いてたら?何かあってからじゃおせぇんだよ!!」
そうだ...何かあってからじゃ遅いんだ。
後悔する前に動きたい。
でも...
「今から行ってもサツに捕まるだけだ」
來輝はそれを許してくれなかった。
なんでだ...。
さっきは“姫のために”って乗る気だったのに。



