なーんだ。

ここもあそこと変わらないじゃん。


どこに行っても私は逃げられない。


「ここだ」


私の前には綺麗な扉があった。


アイツはドアノブに手をかけ扉を開けた。


すると、そこには4人ほどの男たちと女の子が1人がいた。



みんな驚いたように私たちを見ている。


そこには夕方、私にコイツの電話番号を教えてくれた人もいた。


そういえば、この人がいなかったら今頃私、襲われてたな...


お礼言わなきゃね。


「翔琉...お前」


金髪の男がアイツに話しかける。