そういうと、麻里奈は


「あっ、そうなんだ...また連絡してね?」


そういって帰っていった。


麻里奈が無事ならもうそれでいいよ。


「へぇ、お前が友達なんてな。さっさと家に帰ってこい」



そう父親が言った。


「嫌よ」


あんな家になんて誰が帰るか!!


「なら...」


そういって男が取り出したのは

ドラマとかよく見る“スタンガン”とかいうヤツ。



やばいっ...


そう思った時にはもう遅くて...





私はそこで意識を失った───────