「いいよ。やっと翔琉に恩返しができたよ」
さっきまでオドオドしていた愛優が
急に笑顔でそんな事言ってくるから。
やばい、このままだと俺なにするかわかんねぇ。
ったく、まじで調子狂うわ。
「なぁ、お腹空いた」
なんとか話題を変えた。
あの不意打ちはないだろ...。
「はいはい、今から準備しますから」
そういってエプロンを付けて台所に立つ愛優。
そんな姿まで可愛いと思ってしまう俺。
────────そんな俺は愛優のことが好きなんだ。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…