私は強く優しく翔琉を抱きしめた。 「愛優...?」 その声はかすかに震えていた。 辛いよね。 信じてた人に裏切られるのは。 でも、私は... 「...私は翔琉を裏切らないよ」 そういうと、翔琉がすすり泣く声が聞こえた。 辛い時は泣けばいい そしてまた、笑えばいい それはこの数ヶ月間に翔琉や鬼龍のみんなに教わった気がする。 だから、今度は私が翔琉を救ってあげたい。 それは好きな人だからって訳じゃなく 私を救ってくれたこの人を助けたいだけ。