俺は無意識に二人の所に行って 抱き合っていた腕を振りほどいた。 「っ!!翔琉!?」 花菜が驚いた顔で俺を見ている。 でも、今はそんなの俺は気にする余裕すらなかった。 「総長...何してんすか」 俺はじっと総長の方を見た。 本当は殴り殺したいほど憎いけど 俺が尊敬する人だからなんとか我慢した。 「すまない...翔琉」 そういって頭を下げる総長。 すまない? そんな言葉で済むと思ってんのか? 「翔琉...っ、ごめんなさい」 花菜が涙を浮かべながら俺の方を見つめる。