「うわぁ!!」


またまた翔流の腕の中にすっぽり収まった。


も~、私ばっかりドキドキしてる。

まぁ、当たり前だよね。

翔流は私のことなんとも思ってないもんね。


「色気ねぇな」


「うっさい!」


そういって強引に抜けようとしても


抜けれない。


程よくついた筋肉に包まれた私はもう死にそうなぐらい顔が熱い。


「暴れんなよ、寝れねぇじゃん」


「私は寝たくないの!出掛けたいの!」


久しぶりに買い物とかしたい。