「ここにでも座ろっか」 そういって私たちは屋上の地面に座った。 少し沈黙が流れる。 「あのね、私さ」 先に口を開いたのは麻里奈だった。 「ん?」 「私ね、彼氏いるの。相手は二つ年上の人なんだけど...好きなんだ。直哉のこと」 私はそれほど驚きはしなかった。 麻里奈が直哉さんを好きなことは大体見ててわかってたから。 「そうなんだ、よかったじゃん!」 美男美女のお似合いだ。 「でもね、」 さっきまで嬉しそうにしていた麻里奈が急に表情を変えた。