どこを探してもいない。


家に帰っても真っ暗で


アイツどこにいるんだよ。


「早く見つけろよ。俺の愛優なんだから」



そこら辺の公園をブラブラしていると愛優の名前を聞き、立ち止まった。



待てよ、この声はどっかで聞いたことがある。



...思い出せねぇ。


思い出さねぇってことは重要なやつじゃねぇのか?


もしかしたら、近くに愛優がいるかもしれない。


そう思った俺はそこら辺を見渡す。


すると草の茂みに小さくなって隠れている愛優を発見した。