【完】最強な彼に愛されて




私以外のみんなはなぜか目が点になってる。



どうしたの?

そんなにポカーンとしちゃって


イマイチその状況を読み込めないのは私だけ。



「お前なぁ、謝ればいいと思ってんの?」


翔琉がほんのすこーしだけ殺気を出していってくる。


このくらいなら怖くない怖くない。


「なに?もういいじゃん。グチグチ言ってたらモテないよ?」


私がそういうと翔琉は一瞬、目を見開いてムスッとした顔だけど何も言ってこなかった。


「うわ、翔琉が負けた...」


「愛優ちゃん強すぎでしょ...」


勝つ?


強い?

なんのことやら...


だってネチネチしてるやつ嫌いだもん

とかいいつつ私もたまにそんなんになるんだけども。。