「同じクラスになった時からずっと好きでした!付き合ってください!!」


誰もいなくなった廊下でそう伝える。


私の心はドキドキが全く止まらない。

少しの沈黙の後、彼はこう言った。

「ごめん…俺好きな人いるから。ほんとごめんな。」

そう言い去った彼。

私はただ1人廊下でただただ泣いていた。